告訴状の書き方|警察に受理されるためのポイントを元刑事が解説

1・告訴状とは何か

告訴状とは、被害者が「犯人の処罰を求める意思」を明確にして警察や検察に提出する書面です。

単なる被害相談とは異なり、正式な刑事手続の入口になります。


2・告訴状が受理されない理由

実務上、受理されにくいケースには共通点があります。

  • 事実関係が時系列で整理されていない
  • 犯罪構成要件との対応が曖昧
  • 感情論が多く、法的評価が弱い
  • 証拠との結びつきが不明確

元刑事として言えば、「読む側(捜査官)が事件像を描けるかどうか」が重要です。


3・警察に提出する告訴状の正しい構成

① 当事者情報

氏名・住所・連絡先

② 告訴の趣旨

「被告訴人を〇〇罪で処罰されたく告訴します」

③ 犯罪事実

・日時
・場所
・具体的行為
・結果

④ 罪名と法的評価

例:詐欺罪(刑法246条)など

⑤ 証拠方法

スクリーンショット、契約書、録音など


4・自分で作成するリスク

  • 不受理になる
  • 何度も書き直しになる
  • 事実関係がブレる
  • 後の供述と矛盾する

特にSNSトラブル、投資詐欺、業務妨害などは、構成を間違えると「民事でやってください」と言われやすい分野です。


5・元刑事の行政書士が作成するメリット

  • 捜査官視点での文章設計
  • 立件可能性を踏まえた整理
  • 証拠の見せ方の助言
  • 不必要な主張の削ぎ落とし

単なる書類作成ではなく、「受理後を見据えた告訴状」を作ります。


6・よくある質問

Q. 必ず受理されますか?

受理の保証はできませんが、受理可能性を高める整理は可能です。

Q. 加害者の住所が分からなくても?

可能な範囲で問題ありません。

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