印鑑証明書の住所って絶対に正しいの?
先日の話です。
車庫証明の提出受領代行の依頼を受け、提携行政書士と協力し、申請そして証明書の受領、そして依頼者へ納品まで滞りなく終えました。
しかし、1本の電話が鳴り、電話に出ると依頼者であるディーラー様でした。
「申請時にお客様さんから聞いた住所と印鑑証明書の住所が違うけど大丈夫ですか?」
との内容でした。
原則、車庫証明書の受け取り時までに相違があることが判明した際には、電話や窓口に赴き、臨機応変に対応してくれる場合があります。
また最後のチャンスとして、受取時に窓口にて訂正をお願いすれば、その場で訂正をしてくれるケースもあります。
しかし、証明書を受け取り、警察署を後にしてから判明した場合には、再申請となりますので、その旨をディーラー様に伝えました。
念のため、何処が違ったかを聞くと
・申請書
●●市●●町〇ー〇ー〇
・印鑑証明書
●●市●●町〇ー〇ー〇ー〇
という具合に町名以降が、3つか4つかといった違いでした。
私自身、提出と受領代行なので申請書は作成してませんが、申請時前に住所地について調べるようにしていて、申請書の住所は確かに存在しており、町名以降が4つとなる場所ではなかったはずです。
疑問に思い、役所の住所表記担当(?)に電話をしたところ、
「該当住所地については、町名以降が4つになるような場所は存在しません。」
との回答であり、親切に印鑑証明の検索もかけてくれて、町名以降が4つとなる証明書データも存在しないとのことでした💦
つまり、購入者が用意した印鑑証明書の住所地が間違いということです。
そもそも印鑑証明書は不動産を購入したりする場合にも必要となる大事なものですので、間違いがあってはなりません。
また車両登録時(購入時)には印鑑証明書が必要ですが、車庫証明を必ず必要になってきます。
役所から存在しないとされている印鑑証明書の住所地で車庫証明書の再申請を行ったとしても存在しないのだから車庫証明書の発行を警察がしてくれるとも思えません。
ディーラー様も「こんなことは初めてです。」
と困っていましたが、私が出来ることは役所に電話して存在しない住所であることを確認するところまでなので、その事実を伝え、あとはお客様に確認してもらうしかありませんでした。
進展があればもしかしたら、再申請の依頼もしてくれるかもしれませんが、それよりも印鑑証明書の住所地が正しいのかどうか、間違いであれば何故、そのような印鑑証明書が発行されるに至ったのかが気になります。
これ以上は、やはり役所も守秘義務等があるとは思いますので、本人しか調べることはできなさそうです。
日々、勉強です💦
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