使用の本拠とは？（車庫証明）

2025年6月5日 2025年6月5日

wanderfalke-ryota

✅ 使用の本拠とは？

➤ 自動車を主に使用（保管・運行）する場所の所在地のことです。

つまり、「日常的にその車を使う拠点・住所」を指し、以下のような例が該当します。

使用の本拠の具体例

使用者の状況	使用の本拠の例
個人	自宅住所
単身赴任中	単身赴任先の住居
法人	事務所・営業所・事業所など

✅ なぜ重要？

車庫証明では、次の2点がチェックされます。

「使用の本拠の位置」と保管場所（駐車場）の距離が直線2km以内である必要があります。
　実態としてその場所が「使用の本拠」であるかどうかが確認されます。

✅ どんな書類で証明する？

使用の本拠を証明するために、以下のいずれかが必要になります。

住民票（個人の場合）※あまり警察署では提示を求められることはありません。
公共料金の領収書（住所記載があるもの）※申請者欄の住所と使用の本拠が異なる場合に必要になります。
法人の場合：登記事項証明書や公共料金請求書（法人名＋所在地記載）※登記簿に記載の役員の住所ではありません。法人登録の場合には役員の住所地は使用の本拠とは認められませんので注意が必要です。

✅ 注意点

住民票の住所＝使用の本拠とは限りませんが、多くの場合は一致します。
例えば、実家に住民票を置いていても、実際に自動車を使っているのが一人暮らしのアパートなら、そのアパートが「使用の本拠」です。

🚗 まとめ

用語	意味
使用の本拠の位置	車を日常的に使う・管理する場所の住所
保管場所の位置	車を日常的に保管しておく駐車場の住所

と理解しておけば間違いないでしょう。

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