在留資格認定証明書とは?

1・在留資格認定証明書とは?

  • 日本への入国に必要な「ビザ」の申請をスムーズにするための書類です。
  • 日本で活動予定の内容(就労・留学・家族滞在など)について、出入国在留管理庁があらかじめ審査し、認定したことを示す証明書のことをいいます。
  • 通称「COE(Certificate of Eligibility)」と呼ばれています。

2・必要な場面

外国人が中長期的に日本に滞在するためにビザを取得する際です。

これは、単なる短期観光ビザではなく、就労・留学・家族滞在など特定の活動を目的とした滞在に該当します。

日本に以下のような目的で90日を超えて滞在しようとする場合に必要です。

  • 就労(例:エンジニア、翻訳家、技能実習生など)
  • 留学(例:大学、日本語学校)
  • 家族滞在(例:配偶者、子ども)
  • 経営・管理
  • 特定技能 など

3・取得の流れ(簡易版)

  1. 日本にいる受け入れ機関(会社・学校など)または本人が入管に申請
  2. 入管が審査し、「在留資格認定証明書」を発行
  3. 証明書を外国人に送付
  4. 外国人が日本大使館・領事館にビザ申請時に提出
  5. ビザ取得後、日本に入国

4・メリット

  • ビザ取得の審査がスムーズになる
  • 入国審査での確認が簡素化される

5・申請に必要な書類について

(1)共通で必要な書類(多くの在留資格に共通)

  1. 在留資格認定証明書交付申請書(入管の指定様式)
  2. 顔写真(縦4cm×横3cm) 1枚(6か月以内に撮影)
  3. 返信用封筒(簡易書留分の切手貼付)
  4. パスポートのコピー(申請人が日本にいる場合)
  5. 申請人の身元保証書(必要な場合)

(2)在留資格別の必要書類

【1】就労関係(例:技術・人文知識・国際業務)

  • 雇用契約書のコピー
  • 会社案内(パンフレット等)
  • 会社の登記簿謄本(登記事項証明書)
  • 決算報告書のコピー
  • 雇用理由書(任意)

【2】留学

  • 入学許可書
  • 学校の概要資料
  • 預金残高証明書(経費支弁能力を示す)
  • 経費支弁者の納税証明書や収入証明

【3】家族滞在(扶養される配偶者・子どもなど)

  • 戸籍謄本、婚姻証明書、出生証明書などの親族関係証明
  • 本国の翻訳文(日本語)
  • 扶養者の住民票、所得証明書、納税証明書
  • 在職証明書

【4】日本人の配偶者等 / 永住者の配偶者等

  • 婚姻届受理証明書、戸籍謄本(日本人配偶者)
  • 同居を証明する住民票
  • 夫婦の写真(交際の経緯を示す)
  • 日本語または英語の翻訳(必要に応じ)

などです。

5・その他の注意点

  • 書類は最新のもの(原則3か月以内)を提出しましょう。
  • 外国語書類は日本語訳を添付します。
  • *申請人本人ではなく、代理人(受入機関・配偶者等)が申請する場合も多いです。なぜなら申請人本人は日本にいないことが多いからです。

東村山市・清瀬市・東久留米市・西東京市・東大和市・小平市・小金井市・新座市・所沢市・朝霞市・狭山市・入間市の
・在留資格認定証明書交付申請
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